C-CAS
Clean Coal Ash SlurryC–CAS低炭素コンクリート:シー・キャス(商標登録第5315487号)
低炭素コンクリート(C-CAS)は、高強度・高耐久性に、”資源リサイクル”をさらにプラス。
だから地球に、環境にやさしい新しい時代のコンクリートです。
(概要)
「C-CAS」コンクリートは、H16年に九州大学にて本格的に研究が開始され、コンクリートに影響を与える
未燃カーボン等の除去をスラリー化で行い、コントロールされたフライアッシュをコンクリートに
使用することでコンクリート性能の向上が図られました。
(特徴)
低炭素コンクリートは、電力会社より産出される石炭灰をスラリー化(Clean Coal Ash Slurry)し分散する方法で、その効果としてコンクリートの流動性が向上します。また、細骨材の一部に、「外割配合」することで、高強度、高品質のコンクリートとなります。
当社は、当該分野での豊富な経験と最新技術を活かし、安定供給を実現しています。また地球温暖化の原因の一つが二酸化炭素と考えられており、低炭素コンクリートは、石炭灰を使用することによりCO2(二酸化炭素)を削減し、環境保全の面からも積極的活用が期待できます。
(スラリー化)
スラリー化とは、石炭灰を水に溶解し、一定時間撹拌したものです。これによって、コンクリート品質の安定性を実現します。石炭灰は、その表面が平滑かつ球状粒子であることから、コンクリートの性質が向上します。
- 低炭素コンクリートスラリー製造プラント
低炭素コンクリート「C-CAS」は、次のような優れた4つの特徴を持っています。
- 省資源、環境保全に貢献
- 細骨材使用量の削減
- 二酸化炭素の排出量の抑制
- 流動性・充填性の向上に伴う作業性の改善
- ボールベアリング効果で高流動性の増大
(W/C60%,フロ-60㎝)分離抵抗性
- ボールベアリング効果で高流動性の増大
- 耐久性、強度の増進
- 乾燥収縮低減
- コンクリートの中性化、塩分浸透性の抑制
- 長期強度の増進
- アルカリシリカ骨材反応の抑制
- 工事全体の工期の短縮
- 短期強度の増進
電力会社の副産物である石炭灰をリサイクル資源として
「環境保全面における有効且つ積極的活用の考え」
製品一括問い合わせ先
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製造工場
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株式会社 作賑コンクリート 東浜工場福岡県福岡市東区東浜2丁目7番12号 TEL 092-641-4084